Posted on 2013.09.17 by 有泉智子

スピッツ表紙のMUSICA10月号、発売中!

このサイトを見てくれている方の中にも、台風の被害に遭った方、
避難など大変な思いをされた方もいらっしゃることと思います。
心からお見舞い申し上げますと共に、
あなたと、あなたの大切な方々がこれからもご無事でありますようにお祈りいたします。

MUSICA10月号、3連休の初日、9月14日に発売されました。
表紙巻頭はスピッツ。
今朝オリコンウィークリー1位確定のニュースが出た『小さな生き物』は、
前作の『とげまる』以来、約3年ぶりとなるオリジナルアルバムで、
つまりMUSICAの表紙も3年ぶり。
前回(2010年11月号)はASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤さんとの対談表紙で、
発売からかなり早い段階で完売してしまったのでした…。 

今回の巻頭特集では、
『とげまる』発売後から『小さな生き物』に至るまでの3年間と
その上で彼らがこのアルバムに込めた想いや制作の軌跡を、
メンバー全員に丁寧に訊きました。
震災などを経て、改めてメンバーが再確認した「スピッツとしてのバンド哲学」が
インタヴューから露になってくると思います。
『小さな生き物』を聴きながら、是非じっくり読み込んでください。
下の写真は、撮影後に撮らせてもらったオフショット。
これは有泉のiPhone撮影ですが、
誌面にはカメラマン新津保建秀さんによる素晴らしい写真がたくさん載ってます。
何を言わなくとも4人で佇むと自然に「スピッツな空気」が生まれるこのバンドも素敵だし、
それを捉える新津保さんの感性も本当に素敵。
なお、次号(10月発売号)では草野マサムネによる全曲解説インタヴューを掲載するので、
そちらも楽しみにしていてくださいね。 

ちなみに、今回のMUSICAの発売日は、
スピッツの「横浜サンセット2013」と同じ日でした。
それもなんだか、とても特別なことに思えて、とても嬉しかった。
スピッツが野外ワンマンライヴを行うのは実に16年ぶり。
私は横浜スタジアムでASIAN KUNG-FU GENERATIONを観てから駆けつけたので
全部は観れなかったんですが、でも、本当に素晴らしかったです。
歌もリズムもアンサンブルも、すべてが風に溶けて
時に軽やかに舞い上がり、
時にしっとりと降り注ぎ、
一切の雑味のない純然たる「スピッツ」が心に響いてきました。
個人的にはニューアルバムからの“ランプ”が抜群によかった!
このレポートも全曲解説と併せて次号に掲載します。