Posted on 2012.08.14 by MUSICA編集部

THE DEEP STORY OF ONE OKE ROCK-#4 Toru 新世代のカリスマバンド、ONE OK ROCK 初の全員個別インタヴューにて、今に至る軌跡を徹底的に紐解く決定版大特集!!

憧れのバンドの雰囲気に呑まれたくて、
メンバーだけでアメリカに行こうとしたこともありました。
当時、高校生で、制服を着たまま
Takaと旅行代理店にチケットを取りに行って。
その時の勢いって凄いものがありました


MUSICA9月号 P.36に掲載

■個人インタヴューとしてはラストパーソンになります。まずToruにとって、「Toru」はどういう人なんですか?

「凄く入り込んだら、とことん考え過ぎちゃうタイプですね。バンドやり出してから、音楽始めてから、神経をバーッと使うようになりました細かいことまで考え過ぎないと落ち着かないっていうか。それは考えないといけないことでもあるし、考えてないと、たぶんいろんな道のりを自分で乗り越えられてきてないと思うんで」

■でも、裏を返せばバンドのリーダーっていうポジションには凄く合ってるってことだよね。

「そうですね、たぶん。考えてることっていうのは全部バンドのことなので。……でも果たして合ってるのかなぁ」

■(笑)そうやってバンドをやろうと思う前は、Toruは何をしたいと思ってたんですか?

「バンドをする前……全然、何も考えてないです(笑)。その時その時、好きなことややりたいと思ったことをただやって。俺、結構長続きするタイプじゃないんですよ。趣味とかもそうなんですけど、同じことをずっとやろうと思うことはあんまりなくて。でも、バンドをやろうと思った時に、今までになかったハンパない熱量があったんですよね」

■音楽にはいつ頃から興味を示し始めたの?

「小学生の時から音楽は聴いてたんですよ。ヒップホップとか、いわゆるダンスミュージックとか」

■それって、ただのヤンキーだったっていうこと?

「いや、違いますよ! 周りにはあんまりいなかったんですけど、単純にラップとかが好きだったんです。それで結構聴いてて、中3とかでバンドをやり出すっていう時にバンド系の音楽に出会ったんでよね」

■ヒップホップが好きだったんなら、たとえばフリースタイルのラップをやろうとか、そういうのはなかったの?

「まぁ、実はちょっとやってましたね(笑)」

■マジで!?

(続きは本誌をチェック!)

text by 鹿野 淳

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