ONE OK ROCK、2013年上半期総括!!
次を見据える、4人の現在に迫る
ONE OK ROCKとして、登れる山は全部登って死にたいんです。
だから富士山終わったら、次はエベレストみたいな。
……ただ、自分達がどの地点にいるのかがはっきり見えたんですよ。
そうなると、結果論でバンドがなくなっちゃう可能性もありますよね?
そういう恐怖も今、凄くあるんです(Taka)
『MUSICA 9月号 Vol.77』P.10より掲載
■お久しぶりです。こうして会うのはアルバム取材以来だからちょうど半年ぶりだね。
Taka(Vo)「よろしくお願いします」
■今日の取材は、『人生×僕=』がリリースされてからの2013年上半期を振り返るというものです。まずは、アリーナツアーが終わったあと、直近は何をやっていたのかを訊きたいなと思うんですけど。それぞれどうしてたの?
Ryota(B)「楽器隊はツアー終わってからは基本スタジオに入りつつ、僕はTomoyaと一緒に曲作りをずっとやってた感じでした」
■お、ポスト“Deeper Deeper”を目指して?
Ryota「(笑)“Deeper Deeper”とはまた違う感じの曲を作りたいなって言ってました」
■それは、この前までのツアーが終わったらそういうことをするんだって決めてたの?
Ryota「そうですね。みんなそれぞれがすぐさま曲を制作するって決めて。また僕らが何曲か作って、アルバムだったり、次のタイミングに活かせたらいいなっていうことで」
■RyotaとTomoyaは、ソングライティングのチームを結成したっていう感じなの?
Tomoya(Dr)「僕は、曲作りはひとりだと難しくて(笑)。でも“Deeper Deeper”もそうやけど、Ryotaとふたりだと作れるんですよね。だから今回も、ちょっとガッツリスタジオに入ってやるかってなって。TakaやToruも、それぞれで作ってましたし。……ツアー終わったあとも、フェスとかも結構あったし、そんな余韻に浸ることもなく、フェスモードに入りながら曲作りも同時進行でやっていってるって感じですね」
■で、肝心の曲作りの調子はどうですか?
Tomoya「……ま、ぼちぼち?(苦笑)」
■なんでRyotaを見るんだよ(笑)。
Ryota「いや、実はこの取材のあと、作った曲TakaとToruに初めて聴いてもらおうと思ってるんですよ。だからちょっとドキドキしてて、今(笑)」
■ということは、いい感じのものができたんだ。
(続きは本誌をチェック!)
text by 鹿野 淳
『MUSICA 9月号 Vol.77』