Posted on 2013.08.17 by MUSICA編集部

エレファントカシマシ宮本浩次
復活への熱き想い

エレファントカシマシ、
再び立つ。宮本浩次、
ここに「今」を語る。

『MUSICA 9月号 Vol.77』P.40より掲載

■ご無沙汰しております。

 

「本っ当にご無沙汰しておりました」

 

■先日上映されたドキュメンタリー映画(『the fighting men’s chronicle エレファントカシマシ 劇場版』)を観させていただいたんですけど――。

 

「あ、観てくれたんですか。なんかすみません、あんなに怒ってばっかりで(苦笑)(編注:映画の中で宮本さんはかなり怒ってらっしゃいます)」

 

■はははははは。

 

「あんな子供っぽい怒り方してる人(宮本さん自身のことです)、きっとなかなかいないですよねぇ。あれだけ怒ってるシーンを使ってるってことは、山下(敦弘)監督もきっと新鮮だったんだろうなぁ」

 

■宮本さん、あれを観て初めて自覚したの?

 

「というか、もうびっくりしちゃって………ま、でも、あれくらいだったら大丈夫ですよね?」

 

■いや、確かにヤバいんですけど、でも僕はあれを観て再確認しましたよ、エレカシはすべてを曝け出す特異なバンドなんだということを。

 

「いやぁ………………(苦笑)」

 

■……もしかして、恥ずかしいんですか?

 

「恥ずかしいんですよ、これが凄く(笑)」

 

■でもきっと、恥ずかしいのは自分が怒っているからではなくて、あれが友情だからですよね。

 

「あ、そうかもしれないですね。なんというか、飯食ってるところまで撮られちゃった感じの恥ずかしさなんですよ」

 

■ただ、映画の中の宮本さんは髪も髭もボサボサだったけど、今日はとても若々しくハツラツとしてて。とても元気そうで嬉しいですよ。

 

「本当にありがとうございます。実は7月4日に耳鼻科の病院で聴力検査をやったんですけど、その結果が今までで一番よくて、本当に回復しているようなんですよ!」

(続きは本誌をチェック!)

text by 鹿野 淳

『MUSICA 9月号 Vol.77』