Posted on 2012.02.13 by MUSICA編集部

BUMP OF CHICKEN ツアー密着連載第3弾! 〜沖縄・ファイナル東京編

『2012年3月号 Vol.59』 P44に掲載

1/21(Sat)沖縄 ミュージックタウン音市場

12時30分、那覇のホテルを出発してコザにある本日のホール、ミュージックタウン音市場へと移動する。

今までバンプ・オブ・チキンのライヴは那覇のナムラホールや宜野湾の野外ステージで観てきたが、今回のミュージックタウン音市場は初めてだ。

那覇から23kmばかり高速に乗って、車で40分。ヴェニューに着く直前、ヒップホップがガンガン流れてる店が数店続いてるのを観て、「俺ら、ほんとにこの街でやんの!?」と軽くビビっている。

車中にて、フジと下北沢を根城にしていた時代の話になる。

今の下北沢がどういう感じなのか?という話題から始まり(MUSICAの事務所が下北沢にあるからです)、その昔は下北でライヴをやってそのまま歩いて家に帰ったり、何もやることがないと、どこかのライヴハウスへ行けば知り合いのバンドがライヴやってるからそれを見せてもらったり、いろいろな意味で下北沢に育ててもらったと、いろいろな昔話に花が咲く。

しばらくして街の景色が変わってきた頃、「そういえば年末年始はどうだったの?」と訊くと――。

「それがさ、年末にツアー終わって、凄くやり切った感じがあったんだよ。でさ、案の定、終わった途端にメンバー全員、風邪ひいちゃってさ(笑)。もう、ほんと俺ららしい話でさ。俺に至っては、かなり深くて長い風邪になっちゃって」

………なんとも彼ららしいエピソードだ。もちろん、年末年始返上で(?)きっちり治したらしく、この日もいい顔をして会場へと向かっていった……(続く)

Text by 鹿野 淳

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