Posted on 2013.03.31 by MUSICA編集部

のどごし<生> 夢の雑誌ドリーム参加中!「スガシカオに、世界に一つだけのテーマソングを作ってほしい!」

「スガシカオが、あなたのために、世界に一つだけのテーマソングを作る」ーー
こんな奇跡のような夢が、あなたの投票によって叶います!!

のどごし<生>が様々な雑誌とコラボしている『夢の雑誌ドリーム』キャンペーンに、MUSICAも参加しています。
皆さんの投票のおかげで、無事夢の実現を果たせます!

MUSICAの夢は、「スガシカオに、世界に一つだけの私のためのテーマソングを作ってほしい!」というものです。
あなたの投票によってこの夢が叶うと、ご応募いただいた中から1名様の人生相談にスガシカオが乗り、それをもとに「あなただけの人生のテーマソング」を作詞作曲&制作し、実際に歌ってくれます!

5月9日(火)から、「のどごし<生> 夢の雑誌ドリーム」特設サイトで応募受付中!!

応募はこちらから → のどごし<生> 夢の雑誌ドリーム 

Posted on 2013.03.21 by MUSICA編集部

THE BAWDIES、怒涛の全国都道府県ツアーに密着!

先週末(16、17日)に滋賀、香川に行ってきました。

目的はアルバム『1-2-3』を引っ提げて全59本というロングツアーを敢行中の

THE BAWDIESへの密着取材です。

滋賀では、会場の熱気のおかげで機材トラブルが起きるなどのハプニングがありながらも、

それさえも味方につけて、今、ここでしかありえない最高のパーティーに。

そして、高松では、初めてライヴハウスに足を運んだであろう若いオーディエンスも

たくさん見受けられ、とても親密で濃厚なライヴを体験することもできました。

 

この模様は次号4/15発売のMUSICAでがっつりとお届けしますので、

ぜひ楽しみにしていてください。

もちろんメンバーのインタヴューも掲載します!

text by 板子淳一郎

Posted on 2013.03.21 by MUSICA編集部

a flood of circleのツアーファイナルに行ってきました

 
 
 
3月17日、a flood of circleのツアーファイナルに行って参りました。
 
『FUCK FOREVER』リリースツアーの最後は、彼らのホームである新宿LOFT、2days。
両日SOLD OUTとなったライヴは、
『FUCK FOREVER』の楽曲を中核に据えながら、初期曲〜『LOVE IS LIKE A ROCK’N’ROLL』の楽曲も
惜しげもなく注入された2時間半でした。
特に印象に残ったのは、「FUCK」と「LOVE」が同じ熱量/激情でもって鳴らされていたこと。
愛してるぜ、という想いと、それを傷つけるものを俺は絶対に許さない、という想い。
彼らが徹底して革ジャン姿でロックを転がしていく、その姿に説得力があるのは、
守るべきものがあるんだと提示した上で攻撃的なサウンドを鳴らし続けているから。
そんなことを実感できるライヴでした。
 
新曲“Dancing Zombiez”も披露、新たなキラーチューン誕生を確信させる狂騒空間を観られました。
 
日々、僕達がイラついたり攻撃的になったりするのは何故なのかなー
とよくよく考えてみると、意外と理由は明確にあって。
とんでもなく些細なことかもしれないけど、
自分にとって大事なものがぞんざいに扱われたり「どうでもいい」と言われたりした時に
僕達はツバを吐きたくなったり、中指を立てたくなるのかもしれないなーと。そんな当たり前のことに気づける、温かで狂暴なライヴでございました。
 
引き続き楽しみです。

text by 矢島大地

Posted on 2013.03.17 by MUSICA編集部

凛として時雨、『i’mperfect』で拓いた新たな扉と「変わらぬ」進化

破壊の果てで 孤独と
孤高が織りなす光の音群、
さらに鋭く射抜く――
ニューアルバム『i’mperfect』
第一声インタヴュー

■新作を聴く度に新鮮な思いをさせていただいてますが、今回は特に新しいなという印象を持ちました。完成直後の今、このアルバムに対して自分自身どんな印象を持っていますか?

「こんなに直後に取材することもなかなかないくらい、本当に直後なんですけど(苦笑)」

■昨日の夕方にマスタリングでしたもんね(笑)。

「はい(笑)。……僕の中では、また変わらなかったなっていう感じがあって。制作中は時雨が今出せる音っていうのを再認識できたと同時に、逆に変わらない新しさみたいなものを感じました。それはソロをやっていた時期があったからということもありますし、他のふたりもいろんなところを経由した上でこの3人で集まったということもあるんですけど。……決して初期の作品に近いということではなく、3人の剥き出しな感じが出ていて。そこは前作とは違うところかなと思います」

■その変わらなかったというのは、この2年半の中でいろんなことを経由したから変わるんだろうなという予感があったけど、結局は変わらなかったなという感じなんですか?

「変わらなかったということは、自分にとっては凄くいいことでもあって。変わりたいという欲求は、時雨に関しては実はそんなにないんです。それに、変わらないことというのは時雨特有の変化でもあるのかなとポジティヴに捉えてもいます」

■タイトルの『i’mperfect』は、「アイムパーフェクト」とも「インパーフェクト」とも読めるんですが、読み方次第で丸っきり反対の意味を表すものになっていて。どちらの読み方なんですか?

「インパーフェクトですね」

■つまり未完成ね。このタイトルに至った経緯から教えてください。

「これまで作品を作って人に聴かせた時に、『凄くいいね』、『ばっちりだね』って言われることに凄く違和感を感じることがあったんです。自分はまだまだ未完成だなと感じているのに、どうして人は違う見方をするんだろうって。そのギャップが埋まることは一生ないと思うし、それはそれでいいと思っていて。だけど、そういう違和感を今回の制作中は特に強く感じたんです」

■絵描きの方が昔からよくおっしゃるんですけど、自分の絵が額縁に入っていることへの違和感とずっと闘い続けることが絵を描き続けることの一番のモチベーションになってると。それってTKが今言ったことと同じ話だと思うんです。自分にとっては完成品じゃなくても、一旦額縁に入るとみんなが完成形として見る。そこで自分が何か言ってもしょうがないから、また描くしかない。

「なるほど。……音楽や音というものは、本来ずっと鳴り続けているものだと思うんです。それに無理やり区切りをつけることで曲というものやアルバムというものが生まれてくるのかなと僕は思っていて。絵で言えば、描いている途中のものを人に見られてるような感じが凄く強いんですよね。アルバムは昨日完成しましたけど、やっぱりまだ聴けないですし。自信がないってわけでもないんですけど、あまりにも服を着る途中の自分を見ているような感じがしてしまって………だからほんとに『i’mperfect』っていう感じですね。毎回、作品を作り終えた後は、作り終えたっていう現実と、作り終えてないんじゃないかっていう自分の中での思いが交錯するんです。だから歌詞のチェックのために聴き返すのもキツくて(笑)」

■相当だね。

「だから今回はみんなに歌詞を送って、『間違いがないか見といて』って頼んだし、自分でやるならヴォーカルトラックだけを聴いてチェックするほうがまだ楽って感じですね」

■それは音楽という生物じゃなくて、その一部のパーツだから聴けるってことだよね。

「そうです。まあ逃げてるとも言えますけど(笑)」

(続きは本誌をチェック!)

text by 鹿野 淳

『MUSICA 3月号 Vol.72』のご購入はこちら

Posted on 2013.03.16 by MUSICA編集部

SEKAI NO OWARI、初の代々木第一体育館ワンマンライヴに完全密着

僕らが僕らであるために勝つ方法――代々木第一体育館ライヴ密着&
久しぶりのガッツリインタヴュー

 12時45分に会場に入ると、LOVEひとりだけが入っているらしいが、どこにも見当たらない。
 そして13時5分、FukaseとSaoriとNakajinが一台の車でやってきた。当たり前か、だって同じ家に住んでるんだから。ならばLOVEは何で別行動で来たんだ? と不可解に思いながらも、メンバーとご無沙汰の挨拶をしているうちに、そんなことは忘れてしまった。
 楽屋に荷物を置くなり、食堂で10分間でご飯を食べ、そのまま映像と照明チェックへと会場内へ向かう。何と無駄の無い行動なのだろう。
 チェックは主に“illusion”での仕掛けに費やされた。この日のライヴは大阪と名古屋を経てのアリーナライヴなのだが、実は2ヵ所とは違う仕掛けが何個かあって、その中でもハードルが高い変更が成されたのが、“illusion”での本当のイリュージョンなマジックだったのだ。
 このバンドのライヴ前のチェック、打ち合わせは大変だ。今まで段取っていたものがメンバーの一言で簡単に引っくり返る。以前の渋谷公会堂でも日本武道館でも、メモリアルなライヴで彼らは必ずスタッフを凍りつかせ、そして唖然とさせながらここまで来た。この日はどんなちゃぶ台が引っくり返るんだろう? と内心ワクワクしていると、案外スムーズに物事が確認されていった。スムーズなコミュニケーションの中で物事が動いていくことに若干違和感を感じたが、かつてない30本以上の長いツアーの中でお互いのツボを知りながらここまで来たのだろう。彼らの成長と進化をこんな場面から知ることとなった。
 話を戻すと、この“illusion”の時にFukaseの「瞬間移動」が行われるのだが、ここまでのツアーの中ではダンサーがFukaseをカモフラージュしていたのに対し、今回はダンサーを除いて、シンプルに照明のテクニックだけでマジックを遂行しようとしている。必然的にシビアなやり取りが交わされ、会場いろいろな場所からチェックしたり、何度も何度も試行錯誤が繰り返された。
 その難題が「これで大丈夫だ」と思った所で舞台監督から「もう時間過ぎてます。早速音のリハーサルにいきましょう」という言葉が響き、メンバーは楽屋へ戻ることなく、14時よりサウンドリハーサルが始まった。
 リハーサルも非常にスムーズに進む。唯一スムーズではなかったのは、Fukaseがマイク越しに「お腹の調子が良くないので、胃薬ください」と言った時だけ。すかさずSaoriを始めとするメンバーから「さっき牛丼食べ過ぎたからだよ」と容赦ない突っ込みが入る。
 唯一リハーサルのレベルを超えて、何度も何度も執着をもって繰り返されたのが、この日初披露を果たす新曲“RPG”。5月1日にリリースが決まったこの曲のライヴでの在り方を、舞台監督とPAとメンバーがとことん考える。主にはFukaseの声の響き方なのだが、箱の大きさと残響感を考えながら、次々にヴォーカルのエフェクトやサウンドとのボリュームバランスを変えていく。
 あっという間に2時間が過ぎ、16時13分にリハーサル終了。そしてまたすぐにメンバーはご飯タイム。その食べている中にマネージャーがPC抱えながらやって来て、映像をみんなでチェックし出す。
 その映像は幻想的なアニメーションで、森の中で動物と炎がゆらめくもの。40秒弱の最後には「初の野外ワンマンイベントをプロデュース。10月12&13日。富士急ハイランド?」と出てくる。そうだ、今はHPにアップされている、秋の主宰イベントのプロモーション映像である。
 みんなひたすら感動している。どうやらこの映像は、EARTHのスタッフではなく、Fukaseがネットで見つけて面白いと思った若いクリエーターの方に寝ずに5日間で作っていただいたものらしい。今も彼らと彼らの仲間は、club EARTH時代から何も変わらない「手作り一家」である。

(続きは本誌をチェック!)

text by 鹿野 淳

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Posted on 2013.03.15 by MUSICA編集部

スガ シカオ、再び鮮やかな世界へ!

新曲“アイタイ”&キャリア総括インタヴューにて、
表現者スガ シカオの「今」と「今まで」を徹底解剖!

『MUSICA 4月号 Vol.72』P26に掲載

■1年経たずに2回目の表紙という形になります。

「ねぇ? ありがとうございます!」

■今回はインタヴューをふたつに分けさせていただこうと思っていて。まずは今回の“アイタイ”でメジャーに戻ってきたというお話がひとつ。もうひとつは、先日圧倒的なヴォリュームのベスト盤がリリースされたということで、ここまでスガさんが歩んできた16年間のキャリアを総括する話を訊かせていただければと。

「じっくり解剖されるわけですね(笑)。わかりました、よろしくお願いします」

■まずはニューシングル“アイタイ”についてなんですが、今回はメジャーからのリリースということで、お帰りなさいと言っていい感じですか? 

「いや、僕的にはあんまりメジャーとかインディーとかなくて。ぶっちゃけ今回は、CLAMPさんからドラマの主題歌を書いてくださいと直々のお願いを受けたのがそもそものスタートで。で、タイアップがついたのにインディーズで配信だけっていうのはちょっとマズいってことで」

■それってビジネス的な理由が大きいのか、これまで築いてきた『xxxHOLiC』とのパートナーシップを踏まえて、ご自分のマナーとしてこうした形を選んだのか。その辺はいかがですか?

「最初は『インディーでもCDになるなら大丈夫です』というところまで話は進んだんだけど、でもやっぱり全面的にウェルカムというわけではないんだろうなと思って。そんな時に、前からスピードスターの方がいつもライヴに来てくれていたということもあって、今回はメジャーでやってみるのもいいかなと自分も思い始めて、本格的にどうするかを話し始めたんです」

■この1年の活動を通して、コアはひとつ固めたし自分の中でも収穫はあった。だからこのコアを抱えたまま、もう一回お茶の間に向けて広げていったらいいなっていう気持ちがあったのかなと、曲を聴いてみて感じたんですが。

「お茶の間に戻ろうとかってことはまだ全然考えてないし、そこに今は魅力は感じないかな。どっちかっていうと今は音楽が好きな人達に自分の一番とんがってる曲を聴いて欲しいって気持ちのほうが強いんですよね。でも、メジャーからCDを出すことで、配信だけでは聴けない人にも届けられるし、プラスPVも作れて、ライヴ映像とかもパッケージに入れることができる。インディーでできなかったものを全部乗っけられるということは魅力のひとつですよね」

■ある意味、ほんとに自由に1年ちょっとやってきたと思うんですよね。で、久しぶりにこうやってメジャーのやり方を体験してみて、新しく感じたことは何かありますか?

「やっぱりひとりでやってると、こんなこと俺がやらなくてもいいじゃんっていうことまでやらなきゃいけなくて、それが結構ストレスだったりもしたんだけど、メジャーだとそれは全部僕じゃない人がやってくれるんですよね。でもその分、それってカッコ悪いねって感じることも多いなと思いましたね。だから一長一短って感じですかね」

 (続きは本誌をチェック!)

text by 鹿野 淳

『MUSICA 3月号 Vol.72』のご購入はこちら

Posted on 2013.03.15 by 有泉智子

MUSICA4月号、発売しました!

MUSICA4月号、本日発売になりました!
表紙巻頭はスガシカオ!
独立後、ライヴに配信リリースにとアグレッシヴに動いてきた1年半を経て、
このたび2年ぶりにレコード会社とタッグを組み、
パッケージシングル『アイタイ』をリリースするスガシカオですが

ちょうど2月には全キャリアを網羅したベスト盤も2タイトル同時発売したこのタイミングで、
スガシカオの「今」と「今まで」に生々しく迫る2本だてロングインタヴューを行いました。
ご本人曰く「精神的に解剖された」今回の取材、保存版です。是非読んでみてください。

さらにSEKAI NO OWARIのアリーナツアー、代々木第一体育館に密着&インタヴュー、
サカナクション『sakanaction』全曲解説インタヴュー、
凛として時雨『i’mperfect』第一声インタヴュー、
遂に掴み取った最高傑作にして新ステージ、BIGMAMA『君想う、故に我在り』インタヴュー、
[Champagne]、星野源おかえり!メールインタヴュー、RADWIMPSニューシングル、
SiMにアナログフィッシュにTheSALOVERSにpredawnにTHEラブ人間に…….と
今月も盛り沢山です。
ぜひ手に取っていただき、貪るように読んでいただけると嬉しいです(詳細はこちらをどうぞ)。

たくさんのご意見、ご感想待ってます!(有泉智子)