Posted on 2012.08.30 by MUSICA編集部

SEBASTIAN X、圧巻!

編集部のご近所にある下北沢GARDENで行われた

ライヴイベントに行ってきました。

 

この日のお目当ては、SEBASTIAN X。

ミニアルバム『ひなぎくと怪獣』リリース後、初の東京でのライヴということで

大きな期待を抱いて彼らの出番を待っていたのですが、本当に素晴らしいライヴを見せてくれました。

 

特に素晴らしかったのが、ヴォーカルの永原真夏。

満面の笑みを浮かべ、ステージを跳ね回る彼女のパフォーマンスは

まるで音楽に憑りつかれたような迫力と切実さに満ちていました。

さらに、これまで以上に、言葉を、想いをオーディエンスに届けたいという

欲求も強くなっているようで、今後のバンドの進化と深化を予感させてくれました。

 

現在、彼女達は全国ツアーの真っ最中。

そして、ファイナルは渋谷クラブクアトロです。

気になった方は、ぜひライヴに足を運んでみてください。

by 板子淳一郎

Posted on 2012.08.24 by MUSICA編集部

8月23日・渋谷WWW「石崎ひゅーい、出現ライヴ」

渋谷WWWで行われた「石崎ひゅーい、出現ライヴ」を観てきた。応募者を無料で招待した、言わばデビューに際してのお披露目ライヴである。

彼のライヴを観るのは半年前の仙台に続いて2度目。「出現ライヴ」という名に相応しく、彼のライヴは、まさに「目撃」したという言葉がしっくりくる。甘く人当りのよさそうなマスクからは予想もできないほど、アグレッシヴにステージを動き回り、全身を振り乱して歌い叫ぶ様子は、狂ったようでいて、愛おしくもある。

デビューミニアルバムに収録されていない、彼の人柄がそのまんま歌になった代表曲“だめ人間”や“花瓶の花”もとてもよかった。この夏、各地のフェスやイベントにも出るようなので、機会があるようなら是非「目撃」して欲しい。

by 寺田宏幸

Posted on 2012.08.23 by MUSICA編集部

ap bank fes 2012 in みちのく

先週の土曜日、日曜日と、

宮城では初めての開催となったap bank fesへ単身行って参りました。

 

開催当日はピーカンの快晴だったのですが、

地元の方に訊くと、前日の晩に大雨が降ったとのこと。

一面に生い茂る天然の芝はまだ雨水を孕んでいて、

立ち上る蒸気とこの日を楽しみに待っていた人々の熱気で凄まじい暑さ!

地元で生産されたブルーベリーを100%使用したジュースを何杯飲み干したことか……。

 

とまあ僕が何を飲んだのか、なんてどうでもいいのですが、

印象的だったのは、2日目の朝にシャトルバスで隣になった、地元仙台の女性が話していたこと。

「東京のほうで今はひとり暮らしをしている娘に、私から『ap bank fes、一緒に行こう』って誘ったんです。

フェスって初めてなんですけど、ミスチルやbank bandがやっと会いに来てくれると思ったら、こうしちゃいられないって」

と、キラキラの笑顔で話してくれたんです。

まだまだ震災の傷癒えぬ場所からも、胸はち切れんばかりのワクワクを抱えて多くの方が参加されたんだなあ、と。

晴れてよかった!

 

ということで、次号MUSICAにて写真と併せてリポート予定。

お楽しみに。

 

by 矢島大地

Posted on 2012.08.22 by MUSICA編集部

サマーソニック、参戦してきました!

先週の土曜日、幕張で開催されたサマーソニックの1日目に行ってきました。

会場に向かう電車に乗っていると、突然豪雨が降り出し、不安になりましたが、

最寄の海浜幕張に降り立つ頃には雨も止み、涼しい風が時折吹き抜け、ちょうどいい気候に。

 まずはメッセに向かい、きゃりーぱみゅぱみゅやMAN WITH A MISSIONを堪能。

そこから今度は屋外のステージへ移動し、MARINE STAGEでTHE VACCINES。

さらには海を望むBEACH STAGEで、髭。

演奏はもちろん、いつも以上にテンション高めで、ユーモアたっぷりの髭の須藤さんのMCも最高でした!

 その後は再びメッセに戻り、PASSION PITやGOTYE、the HIATUS、

そして最後はSIGUR ROSで締めました。

 

 

 

普段なかなか観ることのできない、海外アーティスト達のライヴが、決して広くはない

会場内を少し移動するだけで、楽しむことができる。

そして、そんな洋楽勢に負けず劣らず、熱いパフォーマンスを披露する日本のアーティスト達。

そうした場所に、電車で気軽に行くことができる。

 

都市型フェスとしてのサマーソニックの魅力をあらためて感じることのできた1日でした。

次号(9/15発売)のMUSICAでは、サマーソニックをはじめ、フジロックやライジングサンなど

今年の夏フェスのレポートページを掲載予定です。

お楽しみに!

 by 板子淳一郎

Posted on 2012.08.22 by MUSICA編集部

SUMMER SONIC 2012に行ってきました。

Green Day、Sigur Rosなど今年も錚々たる顔ぶれの集った「サマソニ」。正式なフェスレポートは10月号をお待ちいただくとして……今回の編集部日記では、新人発掘ステージに登場した、とあるバンドを紹介させていただきます。

その名も「うみのて」。「新しい世界で新しい戦争を始めよう」と声を絞り出す、その鬼気せまるライブパフォーマンスは……こちらでフルサイズ視聴が可能です。

MUSICA読者のみなさんにも、ぜひ一度この衝撃に触れていただきたい! 周りは自分たちを知らないお客さんばかり……という状況だからこその熱の迸り様、必見です。

彼らが登場したオーディション企画「出れんの!? サマソニ!?」は、かつて神聖かまってちゃん、THE ラブ人間、WHITE ASHなどを輩出した由緒ある(!)ステージ。

大型フェス、滅多にみれない大物のパフォーマンスももちろん楽しみですが、新人発掘という楽しみ方もありますよ! フェスシーズンもラストスパート、みなさんにも良い出会いが待っていますように。

by 関取 大

Posted on 2012.08.19 by MUSICA編集部

ART-SCHOOL、劇的変化の理由を今こそすべて語る

『MUSICA9月号』P.124掲載

シーンを揺るがす傑作『BABY ACID BABY』をものにした
今だからこそ洗いざらい語る、
メンバーチェンジ、レコード会社移籍、
シカゴレコーディングの真相のすべて!
バンドの革命的変化のインスピレーションとなった
Cloud Nothingsとの特別対談も交え、木下理樹が吠えに吠えまくる!
「日本よ、これが本当に危険なロックだ!」

■間違いなくART-SCHOOLのキャリア史上最大の変化作にして、ロックシーンに大きな楔を打ち込む決定的な作品になりましたね。どうしてこんな凄い作品を生み出すことができたのかについて、これからじっくりと話を訊いていこうと思ってるんですけど、まずは「おめでとう!」と言いたい(笑)。

「ありがとう(笑)。すべては、中尾(憲太郎)さんと(藤田)勇さんと一緒に初めてスタジオに入った時のケミストリーから始まったんですよ。4人で音を出せば出すほど、どんどんヘヴィにどんどんハードになっていって、このスタジオに渦巻いている爆発的なエネルギーをなんとか作品に封じ込めたいと思って。そこから『どこでどうやって録ればいいんだろう?』っていうのが自分の中のテーマになって。そこで思いついたのが、シカゴの(スティーヴ・)アルビニのエレクトリカル・オーディオ・スタジオで。正直ダメもとでスケジュールを確認したら、奇跡的に一つスタジオが空いてて、そこから俄然モチベーションが高まっていったんですよね」

■メロディも詞も、そうした新たな態勢が整ってから本格的に作り始めていったんですか?

「曲自体は去年から地味に作ってきたものが元になってるんですけど、結局マテリアルとしては半分くらいしか残ってないんじゃないかな。この態勢になってから新たに作っていった要素もかなり大きいですね」

突然のメンバー脱退と、
中尾憲太郎&藤井勇加入までの全真相

■最初にちょっと時間を遡って、昨年の、バンドが生まれ変わっていった経緯について訊いていきたいのですが。これだけ説得力のある作品を生み出した今だからこそ、語れることもあると思うので。

「うん。もっと具体的に言うと、昨年1月にO-EASTでワンマンがあったんですけど、その時に『もう限界かもな』っていう感触があったんですよ。それで、その2日後くらいにメンバー全員とマネージャーで集合して『どうしようか?』って話になって。自分としては、もうその時点で行き止まりにいるような気持ちだったんですけど、基本的にその場はみんなの意見を聞くためのものだったから。そこで俺が『これからどうする?』って言った時、みんなはそれでもやってみようって言ってくれてたんで、一度は『よし!』って思って、そこから曲作りに入ったんです。でも、それからはほとんどまったくうまくいかなかった」

(続きは本誌をチェック!)

text by 宇野維正

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Posted on 2012.08.18 by MUSICA編集部

UNLIMITS、閉じた世界を抜け、新たな希望の扉を開く

『MUSICA9月号』P.120掲載

葛藤と逡巡を越え、夜明けを告げる覚悟のファンファーレ『NeON』!
いよいよ歌うべき希望へと手を伸ばし始めたUNLIMITS
閉じた世界の無限ループに別れを告げ、新たな物語の幕が開く――

■今まで通りのアグレッシヴさと、“国境線のワルツ”や“エバーグリーン”、“生命のカノン”といった曲に見える開けた姿勢。双方にバンドの成長と過渡期が表れた作品だなと感じました。この13曲を作り終えて、どういう感触を持っていますか?

郡島陽子(Dr&Vo)「一見、バラバラのジャンルの曲が集まっているような気がするんですけど、自分達がやったらUNLIMITSっぽくなるなぁというふうには思ってますね。自分達でやっていても飽きないような作品になったと思います」
清水葉子(Vo&Gt)「凄く大きいものを持つような気分ですね。自分が消化するまでに凄く時間がかかったというか。もの凄くデッカいものが生まれたな、と。長い出産を終えた感じですね……出産したことないですけど(笑)。凄い時間をかけて生んだ感じです」

■難産だったんですか?

清水「難産でしたね……」
郡島「うん、長かったよね」

■楽曲ができていくまでに「自分達が今何を鳴らすべきなのか」とか、「どういったことを歌うべきなのか」っていう葛藤があったからですか?

清水「どこに投げかければいいんだろうっていう葛藤はあって。でもとにかく『UNLIMITSはこうでなきゃいけない』みたいなものに囚われないようにしましたね。そういうことに囚われていた鎖をバッとほどいて。とにかく曲を最大限に生かして、今まで培ってきた経験値をこの曲の中に反映したいっていう気持ちで作りました」

■今作ももがいている姿は見えるんですけど、螺旋状にグルグル回っているのではなく「先が見えずとも光への道を行く」っていう決意が見えて。それが、「バンドとして持っているものを素直に鳴らす」っていう想いを生んだんじゃないかって。

清水「光に向かう感じっていうのは、4人共……そういう方向になりましたね、以前よりは」

■それはどうしてだったんですか?

清水「……このメンバーで長くバンドを続けてきたから、だと思います。もがいていた少年が前を向き始めたように、自然とバンド自体がひとりの人間のように進んで。私達が書く詞が変わってきたのも同時で、ずっと闇でもがいているわけにもいかなかったし、そこから抜け出そうとして光を目指し始めたっていうのは自然なことだと思うんです。バンドを続けていくうちに、人生と一緒で――いろんなことを経て、感じてきた結果だと思います」

(続きは本誌をチェック!)

text by 矢島大地

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Posted on 2012.08.17 by MUSICA編集部

Wienners、確信を胸に理想郷へ、いざ!


『MUSICA9月号』P.116掲載

 

 

やんちゃで素っ頓狂で切なくて胸がキュンキュンキュン!
爆裂ポップの野生児集団Wienners、
無邪気な野心が花開くアルバム『UTOPIA』を手に、
いざ、光速の彼方の理想郷へ

■もの凄く幅広い音楽が並んでいて、できうる限りのいろんなものを詰め込んだ印象があるセカンドアルバムなんですけど。

「はい、まさにそうですね。とにかくこのアルバムはWiennersの可能性を探りたいなっていうところで、自分達に何ができるんだろう?とか、今後これをやるために今何をやるべきかな?とかっていうのを凄い考えたし、幅広くなったっていうのは自分でもそうだと思いますね」

■このタイミングで可能性を探りたかったのは、何故だったんですか?

「前の『W』っていうミニアルバムは、ちょうど静と動というか、メロウなところと激しいところを曲として敢えて分けて出して――」

■あの時のインタヴューでも、まだ自分達の実力ではその二面性を1曲の中でひとつにすることができなかった、と。だから性急でパンキッシュな曲と長尺の歌ものと、両極に振り幅のあるものを入れてったわけだよね。で、次の作品では、それをひとつの音楽の中に両方入れるのが目標ですっていうことをおっしゃってたんですけど。

「はい。次のアルバムでひとつにまとめよう!みたいな感じで、1月ぐらいから制作に入った時もそういうコンセプトの下で曲を作ってたんです。けど、作っていく間に結構いろんなことがあったんですよね。初めてワンマンツアーやったり、でんぱ組.incに曲を書いたり、シングルの制作とか、いろいろある中でアルバムを作っていって。そういうのを全部ひとつひとつ頑張ってちゃんと乗り越えていったら、どんどんできることが広がっていったんで、これをわざわざまとめるのは勿体ない、この状況をリアルタイムで更新していくようなアルバムにしようと思って。だから、当初の予定とは半分ぐらい曲が入れ替わってるんですよ。それこそレコーディング最終日まで作ってた曲もあったりして。リアルタイムで更新されていったものがドキュメンタリーっぽく入ってる印象ですね」

(続きは本誌をチェック!)

text by 寺田宏幸

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Posted on 2012.08.16 by MUSICA編集部

高橋 優、どうしても歌いたかったリアルミュージック

『MUSICA9月号』P.112掲載

残酷な朝に、それでも音楽は日を昇らせる――
リアルタイム・シンガーソングライター、
決死の3章幕開け

■アルバム以来のシングルで、新しいシーズンのキックオフになる曲だと思うんですけど。非常にエグみのある曲からスタートしたなっていう感触を持ちました。この曲を次のアルバムへのファーストステップにした真意から教えてください。

「エグみというか、自分の本心みたいなものはずっと歌っていきたいというのがあったので。自分が最近思う苛立たしい現実だったり、『なんだよ、チクショウ!』って思っている不条理を並べたいと思ったんですね。その中の最たる言葉が<どんなにあがいてみても なんも変えられやしないなら/最初から諦めた方が賢明>っていう言葉だったんです。これがこの曲で一番初めに出てきた言葉で、その言葉に立ち向かっていくところから次を始めようかなっていう想いで。最高の弱音に対するアンチテーゼみたいなもので、『でも、夜は明けるし、止まない雨はないだろう』と。そういうことをテーマにして書こうと思いました」

■僕はこの曲の歌詞を読んで、特に前半から感じたことがあって。たとえばこの国の政治とか電力会社のように、人のことを聞こうとするふりはするんだけど、結局は最初から自分達で全部の枠組みを決めてる人達がいる、と。一方で、今まであまり政治に興味がなかったり、この国に生きているリアリティを感じていなかった人達が、去年ぐらいから積極的に行動したり必死になってる、と。そのカオスのちょうど真ん中で、ひとり凄く途方に暮れている人が、この歌を歌っているように感じたんですけど。

「そうですね。僕がずっと前から感じていたカオスがあって、その中に混ざりたくなくて、どこか違うところで歌っていたいっていうのはずっと持っていた気持ちで。そのイメージはこの曲にも通じていると思うんですけど……ただ、そういう現状以前に、聞かないのに聞いてるふりをしている人がいたり、自分の言葉を聞いて欲しくてデモどころか生物兵器を作ってばら撒く人がいたり。そういう方々が昔からいたことを考えると、カオスはずっと前から始まっていたと思うんです。この歌は、そういう今に対しての嘆きに聴こえるかもしれないですけど、そんな今にさえ光は射すんだっていう――嘘をついた人は罰で1日が22時間になって、嘘をついてない人はご褒美として1日27時間になります、みたいなことは現実にはないじゃないですか。結局どんな人にも平等に1日は24時間あって、同じタイミングで陽は昇るし、陽は沈むし、雨は止む。それなのに、立場の違いでみんなが差別し合って、上下を決め合ってるっていう……原発とか以前に、子供達ですらそれをやってるこの現状に対しての嘆きなんだけど――」

(続きは本誌をチェック!)

text by 鹿野 淳

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Posted on 2012.08.16 by MUSICA編集部

The SALOVERS、満を持してカオスを鳴らす

『MUSICA9月号』P.106に掲載

生の実感を掴み取るため、僕らは巨大な流れに抗い、足掻く。
メジャーデビューアルバム『珍聞完文』、
その本当の始まりを、古舘佑太郎、大いに語る

■前作の『バンドを始めた頃』は、何故バンドでロックを鳴らすのか?という、ロックバンドとしての最初の衝動と必然が詰まった作品だったと思うんですけど、今作は古舘君の表現としての始まりを告げるアルバムだなと思って。

「その通りですね。実際、もうあの時とはまったく違う考え方になってます。セカンドはまさにロックをやる意味みたいなものが詰まってると思うんですけど、簡単に言っちゃうと、今はそれでも足りないんだなっていうか。ああいう衝動とかだけではできないっていうか…………正直言っちゃうと、セカンドは自分ではもっといけると思ってたんですよ。でも、自分が思ったほどは評価がなくて。それもあって、『バンドを始めた頃』を出した後は、かなり沈み込んでたんですよね」

■今年頭に『ディタラトゥエンティ』の取材をした時に話してくれましたよね。音楽って難しいなとか、そもそも生きること/死ぬことってなんだろうみたいなところまで考え始めて収拾がつかなくなって、ひたすら『クレヨンしんちゃん』を読んで逃避してたっていう(笑)。

「そう(笑)。あの頃はだいぶ落ち込んでて、次のアルバムの完成なんてま――ったく見えなかったんですよね。見えなさ過ぎて、もう完成しないんじゃないかと思ってたぐらい。ドラムの雄太に『これでアルバムできたら俺、マジで成長して別人になってるわ』って話してたんですけど、それはもう完全に架空の話としてしていて」

■できるわけないっていうたとえ話として、そういう話をしてたと。

「マジで無理だと思ってました。で、実際にこのアルバムが完成したら、ほんと別モノになってて……圧倒的に違うのは、今回のアルバムって枠にハマってないというか、型がないんですよね。こだわりが一切ないというか。変にこだわってきたものを捨てて、いろんなことやってみたっていうのが今回のアルバムです」

(続きは本誌をチェック!)

text by 有泉智子

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