Posted on 2012.04.23 by MUSICA編集部

andymori、大阪公演密着&アルバム『光』全曲解説!~vol.1

3月18日の仙台から4月14&15日の東京まで、
全国各地のZeppを駆け巡ったアンディモリのツアー
「100分間のファンタジー 遊ぼうぜ 踊ろうぜ」大阪公演密着!

14時05分、会場到着。既にたくさんの人がZepp前で開演を待っている。着々とセッティングの進むステージ脇をすり抜け楽屋へ行くと、ちょうど廊下で談笑していた壮平と寛が笑顔で迎えてくれた。ハイタッチしながら調子を問うと、壮平から「かなりいい感じ。ずっと歌入れしてたから少しノドが疲れてたんだけど、今日はかなり回復してる」と明るい表情で話してくれる。4日前の札幌では壮平がノドを気遣って極力話さず、開演前のバックエリアは静まり返っていたらしいが、この日の楽屋は絶えず歌に溢れていた。孤独を知っているからこそあたたかく、悲しみに敏感だからこそ強く優しい、壮平の伸びやかな歌声が響く。健二も時に壮平の歌にリズムを当て、時にアコギを掻き鳴らしながら共に歌い、バックエリアの音楽濃度がどんどん高まっていく。その横では寛が幸せそうな表情で差し入れされた大阪名物の品々を次々にたいらげ、鋭気をどんどん高めていく。うん、いつも通り。調子はよさそうだ。……(続きは本誌をチェック!)

Text by 有泉智子

『2012年5月号 Vol.61』のご購入はこちら