SISTERJET WITH DOTS+BORDERS
世代を超えたロックンロール、鳴らします
ふたりになって、ヘタしたら楽器も持たずにピコピコやっても
いいんじゃねぇかなぐらいの気持ちだったんですけど、
やっぱり4人バンドに憧れはあって。
ただ、ギタリストはいらないんですよ。
俺が弾きまくりたいから(笑)
『MUSICA 9月号 Vol.77』P.98より掲載
■年齢的には世代差がとても激しいコラボレーションなんですけど――。
一同「(笑)」
■でも、音楽になるとその差がまったく感じられないという、非常にレアなユニットが組まれました。これ、そもそもどっから始まってるの?
堀江博久(Key)「どっから始まったんだろう?」
■まずSISTERJET側に立って考えると、(ベースが抜けて)ふたりになったところで、さて音源をどう作っていこうか?という中から生まれてきた発想なのかなと思ったんですが。
WATARU.S (Vo.&G)「そもそも、俺らがふたりになったのと同じタイミングで、DOTSをfelicity(SISTER JETの所属レーベル)でやらないか?みたいな話があって――」
堀江「でも、俺としては『まだ無理だ』っていうので最初は断ったんだよ(笑)」
一同「あはははは」
■その「まだ無理だ」っていうのは堀江くんのソロ活動の忙しさ故の感触だったの?
堀江「というか、カジさんと一緒にやるのはまだ無理なんじゃないの?って(笑)」
■なるほど。
堀江「でも、『SISTERJETがふたりになって作品を作ろうとしてるんだけど、その企画に乗らないか?』っていう話が出てきたので、それならできそうだなって。それが大元のきっかけですね」
■SISTERJETのふたりにとっては、カジくんと堀江くんってどういう存在なの?
WATARU「カジさんは、デビュー前ぐらいからカジさんのイベントに出させてもらったりしてたので、本当に兄貴分ですね。で、堀江さんは、“恋してクレイジー”――片寄(明人/GREAT3)さんプロデュースの時に1曲弾いてもらってて」
堀江「2曲弾いてるよ」
WATARU「あ、2曲弾いてる! でも、もう1曲はお蔵入りになっちゃったんですよ」
堀江「そういう使い方しないでよ!(笑)」
■ははははは。
(続きは本誌をチェック!)
text by 鹿野 淳
『MUSICA 9月号 Vol.77』