Posted on 2013.02.15 by 鹿野淳

MUSICA3月号本日発売につき、サカナクション巻頭記事の裏ネタをどうぞ!

 今月もMUSICAを読んでくれてありがとうございます。

 今月の表紙巻頭のサカナクションはアルバム完成前のドキュメンタリー、そして巻頭の次にくるONE OK ROCKはアルバム完成前夜の4人それぞれのソロインタヴューと、極めて貴重な第一声インタヴュー特集になっています。

 特にサカナクションに関しては曲名も仮題が5曲もあり、歌詞が出来ていない曲も5曲あり、勿論曲順も決まっていない状態でのインタヴューでした。

 ちゃんとした雑誌をみんなに届けられるギリギリのタイミングまでインタヴューの一部を待ち、それを果たしたのが2月8日の0時から。そして次の日には入稿して、本日発売になりました。

 でも凄いよね、実はアルバム『sakanaction』のマスタリングまですべてが完成した瞬間に同席させてもらったんだけど、それ、13日の25時頃です。つまり、丸5日で、上記したものをすべてクリアしたわけです。

 その辺りの話は来月3月15日発売号で多分やります。
 が、ここでは事実確認として、MUSICAの一郎インタヴューの中での仮題だった5曲が、どんな正式タイトルになっているのか?

★ 仮題“朝の歌”→そのまま本題
★ 仮題“M”→そのまま本題
★ 仮題“ミッドナイトコーヒー”→本題“mellow
★ 仮題“神の子”→本題“ボイル”
★ 仮題“瞬き”から仮題“東京オーケストラ”に変わり、さらに“オルケストラ”に変わりそうだった曲→本題“アルデバラン”

 以上です。

 面白いですよね、こういうのを加味して読み解くと。

 ちなみにインタヴューでアルバムは本編13曲かなという話でしたが、実際には14曲になっています。これは1曲目に“intro”が入ったからです。この“intro”は、出来ればやりたいというもので、必ずしも入る予定ではなかった筈の曲で。これが入った事で、最終局面でどれだけスイッチが入ったのか、どれだけ覚醒したのかがわかるでしょう。

 というわけで、引き続き本日発売MUSICAをお楽しみください。

 写真はマスタリングスタジオで完成直後のサカナクションです。

text by 鹿野 淳

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