Posted on 2013.05.27 by 有泉智子

andymori解散について

 andymori

↑2013年4月4日「FUN!FUN!FUN!」リキッドルームのバックエリアでにて撮影

andymoriが、5枚目のアルバム『宇宙の果てはこの目の前に』を6月26日にリリースすること、
そして、解散することを発表しました。
最後のライヴは、彼らにとって初めてとなる日本武道館。
9月24日「andymori ラストライヴ 武道館」。

andymoriに初めてインタビューしたのは2008年の12月でした。
当時、渋谷に会ったMUSICAの編集部に3人が来ていろんな話をして、
その時になんだかとても感動したし、嬉しかったのを覚えてる。
理由は上手に言えないんだけど。
そして、そこからandymoriとの凄く濃い付き合いが始まりました。

いつか、いつかこんな日が来るのだろうということは解ってた。
昔、壮平と話したみたいに、すべては変わっていくものだし、
終わらないものなんてひとつもないから。

でも、それでも、andymoriはずっとそこにいるとどこかで信じていたというか、
信じたかったんだなって、今回の解散の話を受けて思いました。
それはandymoriが音楽の、ロックの、バンドの、
そして私達が今この時代に共に生きていることの、

夢と奇跡そのものでできているようなバンドだったからなのかもしれない。

壮平に、寛に、健二に、話を訊きに行ってきます。
解散のこと、アルバム『宇宙の果てはこの目の前に』のこと。
結果的にラストアルバムになるけれど、解散という事情とは関係なく、
壮平が最初期からのandymoriの集大成のような作品を作ろうとしたところから
始まったアルバムなのです。
それはとても前から彼が話してたこと。

哀しいよね。私も本当に哀しいです。でも、3人が決めたことだから。
武道館まですべての瞬間をこの目と耳と心に焼きつけようと思います。
あと、MUSICAは彼らの歴史を一番近くで見続けさせてもらったメディアだと思うから、
そんな自分達にしかできないことを探してみようと思います。

まずは6月15日発売のMUSICAで、インタビューを掲載します。
詳しいことは、またここで発表しますね。(有泉智子)