Posted on 2012.05.14 by MUSICA編集部

ONE OK ROCK、さらなる飛翔へ宣戦布告

『2012年6月号 Vol.62』 P52に掲載

あの当時は自分のことを嫌いな人ばかりだと思ってた。
だからこそ、そこに媚びたくなかった。
でも今は正直、誰も中指を立てる相手がいないんですよね

■まずはDVDが出ます。そして、実は1曲、まだ完パケしてないと思うんですけど、未発表曲を――。

「あ、聴きました?」

■聴いた。その曲についても語っていきたいんですけど、まずは『残響リファレンス』を作った直後は非常に不安がっていたけど、あの作品は世の中に歓迎されたと思います。その時に抱いた気持ちから教えてください。

「リリースしてすぐにツアーの準備に入ったので実感も湧かなくて。あのアルバムを整理できたのは、つい最近ですね。最近、いろんなことが自分の中でちょっと変わってきたなっていうのがあって。普通に生活は楽しいんですけど、同時になんかちょっと変な違和感もあるんです。今まで凄くハングリーにやってきたと思うんですけど、自分達を知ってる人がいるってこと。それこそ横浜アリーナに立った時はあの人数が自分達のことを知って、あの会場に来てるっていうことが信じられなくて。で、実際、街に遊びに行ったり、友達と飲みに行ったりした時に、今までと違う感じを受けるんですよね。それだけONE OK ROCKが知られてきたっていうことだと思うんですけど。オフの時の自分はもう完全に違うんで、そこに違和感を覚える瞬間がある」……(つづきは本誌をチェック!)

Text by 鹿野 淳

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