Posted on 2012.05.13 by MUSICA編集部

flumpool、ツアー『Because... I am』密着&山村隆太インタヴュー ~vol.2

『2012年6月号 Vol.62』 P39に掲載

J-POPっていうものを変えたい。
今のJ-POPは、いろいろな人達の上辺だけしか掬っていない感じがするんです。そうじゃなくて、心の底の底にある孤独だったり悲しみだったりを掬い出すことができる音楽をやりたい。そこでちゃんと大衆性を掴みたいというか……大衆を先導したいんです

INTERVIEW-1
4月13日(金)、静岡公演翌日
静岡市内、宿泊ホテルのロビーにて

■まずは昨日のライヴの感想を教えてください。

「やっと、鹿野さんにいいライヴをちょっとは見せられたかなと思いますけどね。初日、2日目が自分達の中で課題が多かったライヴで……失敗したなって思ったのは、リハーサルの空気をそのまま持っていっちゃってた気がするんですよ。今回は『Because... I am』ってことで、一人ひとりを磨くっていうこともあってリハでガッチリやって、それはそれでよかったんです。だけどリハは練習だから、ライヴでそのままやればいいんじゃなくて、完全に逆の方向に走らなくちゃいけなくて」

■キックオフの後、四国を2ヵ所回って、今回5回目でしょ? その間でどうやって立て直したの?

「気持ちの持ちようですね。だから、丁寧にやろうとかっていうのは考えなかったです。もちろん歌はちゃんと伝わるように、言葉にしてもピッチにしても最低限はちゃんとしなきゃいけないですよね。でもそれはリハでやったことまでしかできないので……そこからプラスで何ができるかっていう。それは足し算ではなくて、掛け算になっていくような気がするんです。リハでやったことに対しての掛け算になっていると思っていて……掛ける1だったのが初日と2日目で。徳島と香川は……昨日もそうですけど、気持ちが先走って、凄く雑にしちゃったところもあるし」……(つづきは本誌をチェック!)

Text by 鹿野 淳

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