Posted on 2012.05.30 by MUSICA編集部

NICO Touches the Walls、より高い頂への門出を祝う

『2012年6月号 Vol.62』 P128に掲載

新しい扉を開けた実感はあるんですけど、不思議と、
こういうアレジンであったり、こういうメロディラインを
俺自身がずっと待ってた感じもあったんですよね

■『HUMANIA』で一周した後の、新しい始まりを明確に表すシングルだと思います。どういうシングルになったと思いますか?

光村龍哉(Vo&G)「自分達としては『HUMANIA』を作った後はもう『やり切ったな!』っていう感覚が激しくあって。『もうしばらく何も出ないな』っていう感じだったんですよ」

■自分の中にある音楽の種は出し尽くしちゃった、みたいな?

光村「そうですね。そこまでの達成感を憶えたのは『HUMANIA』が初めてだったんですけど。だから、これはきっと4人ともそうだと思うけど、充電期間が欲しいっていう感じになってたんですよね。『PASSENGER』からずっと繋がりで走ってきた分、インプットする時間が必要だっていうのは凄く感じてて。で、もう半年曲は書かないぞって決めてたんですよ」

■そうなんだ。それくらい、自分の中でまたテーマを温めたかったっていうこと?

光村「というよりも、自分のやり方から何から何までトリートメントし終わった後に、また曲を書こうって思ってて。それをやるには大体半年くらいかかるだろうなっていう計算だったんです。だからとにかく、アルバム作り終わって、リリースされて、『オリコン10位だ!』っていうところで凄くホッとしてたんですけど……でも、思ったより早く曲のオファーが来てしまって」……(つづきは本誌をチェック!)

Text by 有泉智子

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