Posted on 2012.07.18 by MUSICA編集部

スガシカオ、独占取材!たった一人での再出発、今こそ音楽家のあり方を問う

独立後、初の独占取材!!
恵まれた環境と恵まれたシステムを捨て、
たったひとり、
インディペンデントに立ち返っての再デビュー!
新たなる音楽再編に賭けた
ミュージシャンとしての覚悟と真意、そして音楽への想い――
今こそ音楽と音楽家のあり方を問う、
今しか話せない貴重なロングインタヴュー!!

■今日は6月27日なんですけども、新曲“Re:you”と“傷口”の配信日という、まさに記念すべき第二のデビュー日になりました。

「です! 本当は昨日インタヴューの予定だったのを、リハーサルが押して今日になったんですけど。それもすべては今日インタヴューしたかったからで」

■デビューの割には口が上手過ぎるニューカマーですが(笑)。iTunesのランキングを見たら、韓流、芸人、アイドルに囲まれてスガシカオの名があって。

「俺も、挟まれてるものが凄過ぎてもの凄い圧迫感を感じた(笑)」

■でもあのチャートこそが凄く今のリアリズムを表してるんですけど。そこは追ってまた後で。まずは、初日4位という結果についてどう受け止めましたか。

「正直、ここまでになると思わなかったですね。最初からいわゆるプロモーションは何もできないとわかってたし、MUSICAからだってまさかこんな話が来るなんて思ってもいなかったから、『何かしてもらいたいなぁ』って空想の世界で話してただけで。だからSNSと口コミだけで勝負したので、もっと全然グズグズだと思った」

■どんどん下から攻めていくつもりだったんですか。

「うん(笑)。こんなに最初からみんなが食いついてくれるとは思わなかったですね」

■じゃあ朝起きて、今は非常にハッピーなんだ。

「いやぁ、昨日全然寝れてないんですよね(笑)。だって本っ当に何でも手作業でやってんだから!(笑)。配信する日に寝れる環境じゃないんですよ。僕のタブレットだとリンクからiTunesに飛べないとか、そういう細かいトラブルをチェックしたり、今日の昼に(ブログに)上げなきゃいけない文章とかメルマガを書いてたりで、なんだかんだで6時ぐらいになっちゃって。で、7時過ぎに一発目のツイッター上げてたほうがいいんじゃないかって言われてたので、もう寝れないじゃん!って感じで。あまりにも全部が手作業で、ドタバタ過ぎでしたね(笑)。iTunes上がらないんじゃないかと思ったもん」

(続きは本誌をチェック!)

text by 有泉智子

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