Posted on 2012.09.14 by MUSICA編集部

盟友対談! Dragon Ash×10-FEET

Kj「『今はロックバンドをまだやりたい、やらせてください』っていうのは100%本音で。10年後も、その時一番楽しいことをちゃんとやってたい。それが表現者の唯一のルールだと思う」
TAKUMA 「ほんま、これからじゃないですか? 僕らみたいなミクスチャーロックバンドが歳を取っていく時代っていうのは、まだ前例がないわけで。それをこの仲間でやりたい」

『MUSICA 10月号 Vol.66』P28に掲載

■こういうタイミングだからこそ、Dragon Ashの盟友に登場していただきたいなと思いまして、10-FEETに来ていただきました!

TAKUMA「ま、呼んでもらったからにはしっちゃかめっちゃかにさせてもらいまーす!(笑)」
Kj「いや、ていうかお前が頼りだから。俺らはもう呑んでるから、お前に任せた!」
TAKUMA「おいっ!(笑)」

■というわけで、今日はお互いのことをいろいろ語り合ってもらいたいんですが――。

Kj「じゃあ俺から! この中では今、俺が一番ヒットポイント少ないんで、早めに喋りたいと思います!(注:ライヴと酒で、すでにかなりの体力使ってます・笑)」
TAKUMA「ははははは!」 
Kj「そもそもは、俺がインディーズ番組みたいなのを観てる時に“RIVER”を聴いて、『こいつらヤバイな』と思ったのが始まりで。で、2005年のROCK IN JAPAN FES.で一緒になったんで、俺はライヴ観るのを楽しみにしてて、(ステージの)袖で観てたんです。で、待望の“RIVER”が始まったんだけど、いまいちお客さんのノリが悪くて我慢できなくなって、客席に走ってって友達と一緒にブワァ~って騒いで、モッシュサークルを作ったんす。で、騒いだからにはちゃんと挨拶しようと思って、『ライヴ超よかったよ~!!!』って楽屋をガチャッて開けたら、ライヴ前で超ナーバスになってるELLEGARDENがいたっていう……」

■楽屋間違っちゃったんですね(笑)。

TAKUMA「隣のテントから『“RIVER”、超よかったよ~!!!………あ、ごめん』っていうのがめっちゃ聞こえてきたもんな(笑)」
全員「あはははは!」
TAKUMA「で、その直後に、うちのテント、ガチャーッ!開けて『超よかったよ~!!!』って、ベッコベコになったハイネケン振りかざしながら入ってきて(笑)」
NAOKI「でも、さすがに2回目だから、エルレのテントよりも若干テンション低かった」
Kj「(爆笑)」
KOUICHI「で、俺ら、建志が出ていった後、3人で小声で『おいっ、今のKjやろ? よし、俺ら今キテるな!』とか言って(笑)」

■それが初対面?

TAKUMA「そうっすね。その後、勇気を振り絞って京都大作戦に誘ってOKもらえたんですけど、あろうことか、その年の大作戦が中止になって」

■見事に台風が来ましたよね(笑)。

TAKUMA「でも中止になった時、建志はすぐに電話してきてくれて。『そんな顔で泣いても泣く前からめちゃくちゃ気持ち悪いし、泣いても顔気持ち悪いだけやし、やめときー』みたいな、一切慰めになってない、建志なりの優しさをくれて」
Kj「ま、俺が心配だったのは、10-FEETの3人じゃなくて、1万人分のホットドッグをオーダーしちゃった友達のほうだったんだけどね(笑)」
全員「はははははははは」

(続きは本誌をチェック!)

text by 有泉智子

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