Posted on 2012.09.14 by MUSICA編集部

BUMP OF CHICKEN、ツアー徹底総括&新曲『firefly』を紐解く全員インタヴュー!

名実ともに待望の新曲“firefly”、
7ヶ月に渡るツアーでの日々、
さらにこの先にあるものは――
4人が1年ぶりに話すインタヴュー、
その2時間半ものドキュメンタリーの記録、そして記憶

■7ヵ月にわたるツアーはいっぱい密着させてもらい、ありがとうございました。

全員「こちらこそありがとうございました!」

■ただ、インタヴューとしては実は1年ぶりで。ツアーの話から、今回の『firefly』から、いろいろ辿って訊きたいと思います。

全員「よろしくお願いします!!」

■まずはツアーなんですが。約3年半ぶりに旅に出て7ヵ月強回り続け、バンドの長いヒストリーの中でもとても特別な時間を過ごしたと思います。終わってみて、どういうふうに感じてますか?

増川弘明(G)「7ヵ月間、ほんとにいろいろありましたけど、凄く楽しかったなという感想があります。すべてが楽しく……今は……」
直井由文(B)「今は楽しくないの?(笑)」
増川「いや、楽しかったなぁと今も思ってるんですけど。ほんとにライヴにしか気持ちも体も向けられなかったけど、凄く充実した、濃い時間で」
升秀夫(Dr)「始まった頃はこの夏を想像できなかったけど、無事完走できてホッとしましたね」

■フジとチャマは?

藤原基央(Vo&G)「そうですね。僕も同じで、凄く楽しかったなというのと無事に回れてよかったなというのが一番強いかなと思います。いっぱい歌ったなぁ~と思います(笑)」
直井「僕もやっぱり楽しかったですし、たくさんのものを吸収できたと思うし、ほんとに勉強になったツアーだったなと思います」

■初日の楽屋での様子を見ていて、非常に微笑ましかった。楽屋に入ってきた4人が「ここから本番まで何するんだっけ?」って言ってたんだよね。

全員「あははははははは!」
升「リハーサルのやり方さえ思い出せなかったもんね(笑)。普通はこの曲でサウンドチェックして、この曲で細かいところをチェックするとかやるんですけど、最初は感覚を忘れてるからとりあえず全部やるか!みたいな感じでしたね(笑)」
直井「4人共久しぶり過ぎて、顔がニヤける感じ。緊張が凄いあった!」
升「緊張というより、やっぱりただの不安だよ。とりあえずライヴが始まって最後まで行けるのか?っていう不安がまず凄くあった」
藤原「そうそう」

(続きは本誌をチェック!)

text by 鹿野 淳

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