Posted on 2012.09.15 by MUSICA編集部

flumpool、ツアー『Because… I am』東京国際フォーラム密着!

全52公演、5ヶ月強の最長ツアー
『Because…I am』、遂にファイナル!
さらに矢継ぎ早にシングル→アルバム→アリーナツアーを発表!
MUSICA恒例の必殺完全密着:東京国際フォーラム、
運命を告げる日編

8月20日(月) 東京国際フォーラム ホールA

 12時半にいつものように隆太がまず楽屋入りする――筈だったが、この日はまず誠司が入って来た。そしてその後に隆太が入って来て、この日もヴォーカルルームという、開かずの間に入っていった。一言挨拶をしようとドアノブを回すものの隆太の部屋だけ鍵がかかっていて、開かない。その数秒後に隆太がのそっと出てきてくれた。
 国際フォーラム2日目となるこの日、何となく疲れていそうだったのでそれを告げると「まあ、そうですね。………はい……疲れたぁ」と苦笑いを浮かべる。きっとこれはライヴだけの疲れではないなと思ってそう言うと、「まさに。レコーディングですよね。かなり進んできてますよ」とまっすぐな目で言う。「ちょっと前までは歌詞を書くためにいろいろあったし、今は歌入れのためにいろいろあるし、まあいろいろあるんですよね、レコーディングはレコーディングで(笑)。今日はライヴですけど、いろいろやってますよ」と近況を伝えてくれる。そう、彼らは今、アルバムを作っている。その話はこの日のライヴのひとつのクライマックスにも繋がるので、後述させてもらおう。
 食事中の元気に挨拶して、一生と誠司のところへ行く。互いに蒼い色の服を着ているふたりはリラックスしながら迎えてくれた。どれぐらいリラックスしているかと言うと、あのオシャレな誠司が、自分達のツアーTシャツを着ている、それぐらいリラックスしている。どう、これで伝わるかな?
 13時42分、サウンドチェックのためにステージにまず誠司が現れる。大きな声で「今日もよろしくお願いしまーーーす!!!」と張り上げ、国際フォーラムの隅々にまで行き届くよう挨拶を交わす。

(続きは本誌をチェック!)

text by 鹿野 淳

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