Posted on 2012.10.15 by MUSICA編集部

flumpool、覚醒を紐解く3号連続特集第2弾―アルバム『experience』第一声!

遂に覚醒したflumpoolを解き明かす
3号連続特集その2:
シングル『Answer』、
そしてアルバム『experience』
第一声インタヴュー

『MUSICA 11月号 Vol.67』P38に掲載

■バンド史上最長のツアーが終わりました。何度か密着させていただいて、僕が見ている限りでも、今回のツアーでは得るものが凄く多かったと思うんですが、まずは一生からツアーを終えての想いを教えてください。

阪井一生(G)「今までにないぐらい凄く成長できたツアーだったと思いますね。メンバーとも話し合っていたんですけど、1本1本を大事にしていくっていうのが今回のツアーのテーマで、実際すべてのライヴで完全燃焼できたかなと思うし、自分自身覚醒できた感触があります」

■具体的には自分の中で何が変わったんだろう?

一生「うーん。自由になれたのかな。今までは演奏もMCとかのパフォーマンスも、いろんなことを考えながらライヴをしていて」
尼川元気(B)「僕は個人的に、視野が広がったかなと思います。ツアーの準備の段階から、ベースの音作りを見直したし、実際にツアーが始まってからはメンバーの音が今まで以上に聴けるようになったりとか。かといって、お客さんが見えないわけでもないし。そういう視野は凄く広がったかなと思いますね。バンドとしては、瞬発力みたいなものが凄くついたなと思います。一生も言いましたけど、不安もあったけど、結果的には1本1本という気持ちで、ちゃんとできてたと思いますし。これまではずっと緊張状態でツアーを回っていて、そうなるとちょっとダレる時もあって」

■折れちゃう時とかね。

小倉誠司(Dr)「……………」

■泣いてんの?

山村隆太(Vo&G)「何に感動したの?」
誠司「思い出して泣いてる(笑)。でも、まだツアーが終わった実感がそんなになくて。たぶん、年明けの大阪城ホールと横浜アリーナをやって、自分の中でひとつの区切りがつきそうな気がしてるんですよ。そういった意味で僕の中では、『Because...I am』ツアーはまだ終わってなくて」

(続きは本誌をチェック!)

text by 鹿野 淳

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