Posted on 2012.12.14 by MUSICA編集部

これが僕らのロックンロールだ! THE BAWDIES、1年7ヵ月ぶりとなるニューアルバム『1-2-3』、第一声インタヴュー!

祝撃!
ロックンロールの未来を約束するアルバム『1-2-3』、第一声インタヴュー

 『MUSICA 1月号 Vol.69』P14に掲載

■遂にアルバム『1-2-3』が完成しまして、久しぶりの表紙巻頭です。

4人「ありがとうございます!」

■前作『LIVE THE LIFE I LOVE』からなんと1年7ヵ月ぶりということで―――

JIM(G)「そうですね、今回のアルバムはかなり時間をかけましたね」

■その時間のかけ方も、ひとつの目標だった武道館ライヴを終え、次なるステージに向かって明確な意識の下で取り組んできた結果だと思うんですが、その辺りも含め、じっくりと伺っていきたいと思います。

4人「よろしくお願いします!」

■まず、アルバムを聴いて強く思ったのは、腹を括ったなということで。周囲の声や自分達の置かれてる状況なんか抜きにして、とにかく自分達のやりたいこと、やるべきこと――つまり自分達が愛するロックンロールを迷いなく堂々とやり切ったんだなというふうに感じました。

ROY(Vo&B)「ありがとうございます」

■このアルバムを言い表すならば、どういう作品だと言えるのか? そこから訊かせてください。

ROY「僕としては、こういうアルバムを作りたいと考えていたものがその通り形にできたなと思って満足してますね」

■作りたかったアルバムというのは具体的にはどういうものだったんですか?

ROY「『LEMONADE』が出た時点で、次のアルバムは、大人っぽいというか、ちょっと落ち着いた洗練されたアルバムを作るんじゃないかとみんなに予想されるかなと感じていたんです。でもその頃には、自分自身の中ではまったく違うイメージが生まれていて。今までのアルバム以上にドーン!という若いアルバムを作りたかったんですね。ただ、これがデビューアルバムだったらその勢いだけかもしれないけど、実は、蓋を開けてみたら、『こいつら新人じゃねえな』っていうしっかり作り込まれてる部分もあるっていう。だけど、まず聴いた時には、勢いが凄いなって感じてもらえるアルバムを作りたいなと思ったんですね」

■なるほどね。JIMさんはどうですか?

JIM「僕も、一聴して驚くアルバムというか――」
ROY「(小声で)爆発的でしょ?」
JIM「あっ……僕はこのアルバムのことを爆発的アルバムって呼んでるんですけど(笑)」
ROY&TAXMAN&MARCY「はははははははは」

(続きは本誌をチェック!)

text by 板子淳一郎

『MUSICA 1月号 Vol.69』のご購入はこちら