Posted on 2017.04.15 by MUSICA編集部

WANIMA、たまアリ初ワンマン完全制覇!
unBORDEとタッグを組み、ニューシングル発表!!
彼らの「今」を撃つ2度目の表紙巻頭特集!

不安でした、去年は。まぁ今年もですけど。
神経質にはなってたかもしれないです
ちゃんと攻めなさいって言ってくださった先輩もいて。
でも俺らにとっては、ちゃんと向き合って
ちゃんと毎日を過ごすことが攻めやったです

『MUSICA 5月号 Vol.121』P.10より掲載

 

8ヵ月ぶりにして2回目の表紙巻頭特集をやらせていただきます。

KENTAVo&B)「表紙ありがとうございます! 嬉しかです!」

KO-SHING&Cho)&FUJIDr&Cho)「ありがとうございます!」

KENTA「前回、僕はMUSICA2冊買いました」

■おー。お買い上げありがとうございます!(笑)。

KENTA「いや、そこやなくて! それくらい僕らは表紙が凄い嬉しかったってことなんですよ!」

■ありがと(笑)。では、あれから8カ月経って成長したWANIMAの最新のモードを表現するためにも、前回同様、またそれぞれキャッチコピーと共に自己紹介をしてもらうところから行きましょうか。

KENTAKO-SHINFUJI「……………!!!……………」

■いやいや、そんな黙らないで。こういうのはノリ勝負なんだから。

FUJI「でもこれ、本当に難しか……」

■前回はなんて言ったか覚えてる?

FUJI「熊本が生んだワガママボディ」

KO-SHIN「無口でむっつりスケベ」

KENTA「俺なんやっけ……(前回の表紙号を見ながら)うわ、凄いこと言っとるやん! 『平熱より2度高いほうが潮は吹きやすい』って、何これ?」

■じゃー行くよー! はい、ではどうぞ!

KENTA「よし、真面目に行こう。先っぽだけ……より優しく奥まで入れさせてって言ったほうがワンチャン狙えるってことに気づきました。KENTAです!」

■はははははははははははははは。

KENTA「先っぽだけより、優しく奥まで入れさせてって言ったほうが相手を思いやってるみたくない?」

FUJI「そうだね、先っぽだけじゃ自分しか気持ちよくなかしね」

KENTA「そう、先っぽだけっていうのは結局自分だけやん。相手のことを思いやるって気持ちが大切やと思う。KENTAです!!」

KO-SHIN「えっと……インタヴュー中に誕生日ケーキをいただきました、28歳になったKO-SHINです!」

FUJI「焼肉よりもすき焼きが好き。いや、どっちもだーい好き❤ ドラムのFUJIです!」

■よろしくお願いします!

KENTAKO-SHINFUJI「お願いしまーす! ちからー!」

■というわけで、つい先日はさいたまスーパーアリーナでの初ワンマンをもの凄い景色の中で大成功させまして。で、そのアンコールのステージで、メジャーレーベルである「unBORDE」と正式にタッグを組んで新しいシングルを出すことを発表したわけですけれども。マネジメント契約はこれまでと変わらずPIZZA OF DEATHで、つまり今までのチームとの関係は維持したまま、unBORDEとタッグを組んでメジャーからのリリースとなるという。

KENTA「そうです!」

■このタッグに関して、こうやって明確に自分達で新しいシーズンに乗り出していった今の心意気から聞かせてもらえますか。

KENTA3人の中でずっと共通して変わらないのは、最初から言ってる通り、もっとたくさんの人にWANIMAの音楽を届けたいっていうことで。その中で相談して、unBORDEとタッグを組むっていうことを決意しました。unBORDEのみなさんが僕達がもっとたくさんの人に歌を届けられるように力を貸してくださるっていう中で、いろいろ話し合って決意したっすね。でも、だから心意気としては何も変わってなくて。やっぱりもっともっとたくさんの人に届けたいんです!!」

■ただ、とはいえメジャーとタッグを組むというのは大きな決断ではあるじゃないですか。たとえば去年は初めてCMとタイアップした“ともに”を含む『JUICE UP!!』を出して、Mステにも出て、自分達の音楽を今ライヴに来てる人達だけじゃなく、もっと幅広い層に届けるためのチャレンジをして。そういうことをやっていく中で、どういう気持ちの流れがあってその決意に至ったんですか。

KENTA「僕達のような野良犬みたいな者がたくさんの人の支えの下で音楽やれてるんだなって思ったのが一番なんですけど。Mステに1回出た時の反響が凄かったんですよ。でも、実際に出てみて、やっぱり1回だけじゃなくて出続けることが大切だなっていうのは凄く思ったし。だから本当に、もっとたくさんの人に届けるならっていう感じですかね」

FUJI「そのために、より力を貸してくれるっていう方が現れたので」

KENTA「そう! やから、気持ちとしては今までと変わらんけど、僕らに力を貸してくれる人が増えたっていう感覚です。やっぱり、PIZZAやったら6人ぐらいなんで(笑)」

■これだけ少人数のインディペンデントな会社で、ここまでの状況を作ってることも本当に凄いけどね。

KENTA「もちろんそのチームはこれからもこのまま一緒にやってくれるわけで、そこにもっとたくさんの人、前の何倍もの人達がWANIMAに力を貸してくれるっていう………だから本当に、凄い自然だったんですよ。もっとたくさんの人に届けるならっていうことで自然と決意したっていうか。周りは『メジャーもインディーズも変わらない時代やから』って言う人もいるんですけど、でもそういうことじゃなくて、『人』なんですよね。unBORDEの人達と一緒になってもっとたくさんの人に僕らの音楽を届けたい、それでもっと世の中をよくしたいっていうのがあるので。だからインディーズからメジャーに行ってどうのこうのって言う人達も中には多いと思うんですけど、いやいや、そこじゃないんやけどなと思ってて――」

(続きは本誌をチェック!

text by有泉智子

『MUSICA5月号 Vol.121』